REALとVIRTUALを繋ぐActual
アクチュアル株式会社

ABOUT 会社紹介

WHAT IS ACTUAL

よくリアル(real)とヴァーチャル(virtual)は対立する概念として語られます。しかし、わたしたちはそのいずれにも別の可能性があり、また共存できるものだと考えています。この互いに補完する関係を解くキーワードが、わたしたちの社名であるアクチュアル(actual)です。 アクチュアルとは、わたしたちの身体性を持続させたまま存在と向き合うこと。体験を視覚優位で考えるのではなく、身体性をもってとらえること。人間が人間らしくあるための時間、空間との関わり方です。 わたしたちはアクチュアルな記録とその体験手法の開発を通して、時代や距離を超えて人々が体験を共有できる世界を実現します。また、現代における身体性を探求するデザインスタジオとして、カルチャー、サイエンス、ビジネスなど、あらゆる領域を横断しながら、事業と社会の課題解決に取り組んでいきます。

BUSINESS 事業内容

Actualの提供するSOLUTION

PRODUCTION 人をつくる記録
遠い昔から、人類は知恵をつたえるため、壁画や石版、書物、建築物などの様々なかたちで記録を残してきました。現代ではその多くがデジタル化され、記録量の爆発的な増加は確かに選択肢を広げています。しかし、それは本当により良い選択を導いているのでしょうか。  私たちは、良い意思決定を導くには記録の量ではなく、記録体験の主体性が大切だと考えています。ただ与えられたストーリーを眺めるだけではなく、視点を操作できたり、シナリオに選択肢があったりと、記録に関わる余地がある。視聴者は記録を実際に体験することで〈私だけの視点〉に出会い、未知の出来事をはじめて自分事としてとらえ始めます。わたしたちは写真や映像、バーチャルリアリティといったあらゆる記録体験手法を駆使し、見る人それぞれの解釈を育む「人をつくる記録」を提供します。
DESIGN 動詞としてのデザイン
私たちはデザインを「名詞」ではなく「動詞」として、つまり、点ではなく線としてその役割を捉え直すことが大切だと考えています。なぜなら、複雑化した現代社会の課題に対して、ひとつの製品として答えを出すことはもうほとんど不可能だからです。  事業者の在り方(being)は、知ること(knowing)と為すこと(doing)の2つの行為から構成されています。対話を通して抽象的なレベルで顧客が「何を知っているか(既知と未知)」を可視化すること。そして、持続可能な運用計画と新たな施策提案によって「何をするのか(習慣と独創)」を共に考えます。デザインを動詞として捉え直すことで、点は線となり、複数の線は事業を面としてその存在を確かなものにします。